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2020年診療改定について①

【中医協より】

「機能強化加算」は患者持ち帰り用文書の設置などで決着!!!

中央社会保険医療協議会・総会は1月31日に開かれ、2020年度診療報酬改定の個別項目について、2回目の議論を行った。かかりつけ医機能の評価では、争点だった「機能強化加算」の要件見直しについて、支払側が求めていた文書による事前説明ではなく、院内掲示項目の追加や、掲示内容を文書化したものを患者が持ち帰れるように設置することなどの要件化で決着した。「オンライン診療料」や「オンライン在宅管理料」は、事前の対面診療の期間を現在の6カ月から3カ月に見直す。

「機能強化加算」を巡っては、かかりつけ医機能を広く国民に普及する観点から支払側が、かかりつけ医機能やかかりつけ医を持つメリットを診療前に文書で患者に説明することを要件化するよう強く要請。診療側は、説明に時間を取られて診療に支障が出る恐れがあるなどと反発し、院内掲示項目の充実などで対応するよう求めていた。

「地域包括診療加算」は「時間外対応加算3」の届出で算定可能に。

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